090-1212-4189
電話受付:月~土:9:00~19:00
※祝日も通常通り営業しています
施術中・移動中で電話に出られない場合は、こちらから折り返し連絡を差し上げます
最初に、「主訴(一番つらい症状)」や「愁訴(その他の気になる症状)」と既往症についておうかがいします。
次に、睡眠・食欲・大小便・女性の場合は生理についておうかがいします。
『井上式人迎気口診』と六部定位脉診により、不調の原因がからだの外側から来たのか内側から生じたのか、気によるものなのか血によるものなのか、どの経絡が乱れているのかを見極め、患者様の現在のからだの状態を探り、患者様お一人おひとりに効果的な施術方針を立てます。
また、その時の脈によりこのまま放っておくと、脳卒中などの深刻な病気になったり、再発したりしないかを探ります。
鍼灸の場合は、お腹や背中、肘から先や膝から下にある、全身の気をととのえる作用が効果的な重要なツボに、刺さない鍼てい鍼を当て施術をします。この鍼の施術方法を本治法といい、脈や気をととのえることにより、病いの原因を取り除くことができます。
また、マッサージの場合は、脳卒中などの深刻な病気になる可能性のあるときに限り、「本治法」の施術をおこないます。
鍼灸の場合は、実際に不調をおこしている患部はもちろん、あえて痛みの局所から離れた同じ経絡上の部位に、てい鍼を当てたり、てい鍼で撫でたり、取るお灸(知熱灸)をし、症状を緩和させる「標治法」の施術をおこないます。まだ痛みが残っている場合は、円皮鍼や粒鍼を用いた“置き鍼”を採り入れています。
マッサージの場合は、患部を含む上肢や下肢、体幹にマッサージの施術をおこないます。
鍼灸やマッサージでせっかく体調が良くなっても、今までと同じ生活を繰り返していると、またすぐに同じような不調を招きます。
施術後には、問診や脉状診から導き出した不調の原因を取り除くよう、動作・姿勢のクセ、衣食住の知恵を具体的にお知らせしています。患者様ご自身の良好な体調維持にお役立てください。